不整脈の種類

不整脈にはいくつかの種類がありますが、脈が速くなる場合、遅くなる場合と間隔が一定でない場合とに、大きく分けることが出来ます。

脈が速くなる場合 ・・・ 頻脈型不整脈(ひんみゃくがたふせいみゃく)。突然死などの危険性のあるものもある。
脈が遅くなる場合 ・・・ 徐脈型不整脈(じょみゃくがたふせいみゃく)
脈の間隔が一定でない場合 ・・・ 期外収縮(きがいしゅうしゅく)による不整脈

またそれぞれには、以下のようにいくつかの種類に分かれています。

頻脈型不整脈

心房粗動(しんぼうそどう)、心房細動(いんしつさいどう) ・・・ 正常は場合、心房は1分間に50〜100回振動しますが、これらの場合、300〜500回と、無秩序に細かく振動してしまいます。自覚症状を感じやすいですが、命の危険性は低い。

発作性頻拍(ほっさせいひんぱく)・・・平常時に脈が1分間に150〜200回以上に、突然増える不整脈(正常な場合50〜70回程度)。また、発作性心房細動(ほっさせいしんぼうさいどう)も同じような症状が起こります。

心室頻拍・心室細動 ・・・ 何らかの心臓疾患を抱えている人がなりやすい不整脈で、命の危険性が高いことが多い。正しい治療を受けるとほとんどの場合、日常生活に支障はありません。

徐脈型不整脈

洞不全症候群 ・・・ 電気信号の発生の遅れが原因となって起こる症状です。命の危険性は低いのですが、放置しておくと失神などを引き起こすことがあります。ペースメーカーでの治療が行なわれます。

房室ブロック ・・・ 刺激の伝導が心房から心室へうまく伝わらない症状。治療が必要な場合、ペースメーカが用いられます。

期外収縮による不整脈

心房性期外収縮、心室性期外収縮、接合部期外収縮 ・・・ 通常の心臓の収縮に加えて、予定外の収縮が起こる不整脈。命の危険性が低い事が多く、年齢とともに増加する傾向がある。